デジタルラベル印刷ならコストも環境負荷も削減できます。

当社では2台のデジタルラベル印刷機を所有しております。

実はデジタル印刷のラベルはアナログ印刷(オフセット、凸版等)より
中ロットでもコストメリットがあり、また環境負荷も削減が可能です。

今回はデジタルラベル印刷についてコスト面と環境面をご紹介します。

まず当社の所有しているデジタルラベル印刷機は次の2台になります。

デジタル印刷

 

デジタル印刷機

 

デジタル印刷機については下記よりご参照ください。

デジタルラベル印刷機新台、導入しました!

デジタルラベル印刷機のご紹介

 

デジタルラベルに関してよく持たれているイメージが「小ロット専用」「発色が良くない」かと思います。

その点に関してご説明します。

デジタル印刷機は小ロット専用じゃないの?

そんなことありません。
5000、10000枚といった中ロットでも対応可能です。
デジタル印刷機の高速化に伴い、10000枚程度の中ロットでもアナログ印刷機(凸版やオフセット)よりも低コストでご提供できます。

例)責任ラベル (合成紙 凸版3色)

アナログ印刷 デジタル印刷
100部 @345.61 @88.71
5,000部 @7.46 @3.95
10,000部 @4.29 @3.24

 

例)製品ラベル (上質紙 オフセット4色+箔押し)

アナログ印刷 デジタル印刷
100部 @668.50 @309.50
5,000部 @14.17 @7.89
10,000部 @7.94 @5.27

※コストメリットのある例を紹介しています。仕様によります。

デジタル印刷機は発色が良くない?

そんなことありません。
デジタル印刷機も進化しており、アナログ印刷機に遜色ない鮮やかな印刷が可能です。

デジタル印刷機は・・・

CMYKに関して

アナログ印刷機より色域が広いのでより鮮やかな印刷が可能となります。

特色に関して

デジタル印刷機ではアナログ印刷機と違い、特色はありません。
しかしデジタル印刷機の場合、CMYKに加えてオレンジ、グリーンの補色インキを混合して印刷します。
この補色により、PANTONEの96%をカバーしています。

デジタル印刷は環境にやさしい印刷方式

アナログ印刷と比較するとデジタル印刷は環境にやさしい印刷方式と言えます。

デジタルラベル環境優位性

調整紙削減

デジタル印刷:版ズレ色の調整のための調整紙が不要なので刷り始めてすぐに良品になるため、インキ、調整紙が最小限に抑えられます。
アナログ印刷:安定して印刷するために調整用のインキ、調整紙が必要になります。
例)責任ラベル5000枚製造する場合、実際に使用するのは133メートルに対して調整紙267メートル(幅130㎜)が必要。

樹脂版、溶剤不要

アナログ印刷:アナログ印刷では樹脂版と現像するための溶剤が必要になります。
デジタル印刷では樹脂版、溶剤は不要で環境負荷を軽減します。

インキの廃棄不要

アナログ印刷ではジョブチェンジのたびに、余った特色の廃棄、
インキ変えのためにインキツボを洗浄する溶剤が必要になります。
デジタル印刷なら6色インキによる高い色の再現性により特色レスが実現可能です。

いかがでしたでしょうか、
デジタル印刷はコストも環境負荷も低減できる今の時代ならではの印刷方式です。

 

デジタル印刷のラベルサンプルもご用意しております。デジタルラベル

オフセット、凸版からデジタルの切り替え検討などお気軽に担当営業、
またはお問い合わせフォームよりご相談ください。

 

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