投稿日 : 2021.12.28
環境に配慮した再生紙板紙のご紹介
もう年末ですね。
今年最後のブログとなります。
今回は環境に配慮した再生紙板紙のご紹介となります。
板紙の中でも古紙再生紙は新聞紙などの一般古紙や牛乳パックなど飲料系古紙などを混ぜることで
よりバージンパルプの割合を減らし、より環境に配慮した紙ができます。
今回ご紹介するのは大和板紙様の再生紙板紙となります。
大和板紙って?
難処理古紙の使用と小ロット多品種
他の製紙メーカーさまでは使用困難な牛乳パック、酒パックのようなビニールやアルミ箔と紙との複合物(難処理古紙)を積極的に使用されています。
小ロット多品種の紙の製造を行うことでクライアントのニーズにこたえ、また他社との差別化を図っています。
再生紙板紙の特徴
抄き合わせすることで古紙の特性を活かします。
古紙に含まれる印刷インキなどを脱墨せず(漂白しない)自然の風合いを基調としています。
色板紙のバリエーションも豊富です。
混抄紙について
大和板紙様では様々な混抄紙を製造しています。
お茶の葉、コーヒー豆の薄皮、ジーンズの切れ端、ブドウの搾りかすなどを
紙に混ぜることで紙表面に独特な風合いを表現しています。
当社でも混抄紙を使用してサンプルをいくつか製造しています。
※こちらは廃盤
本来捨てられるはずの廃材や端材等が混抄紙をつくることで資源となり有効活用につながります。
実際にどんな再生紙板紙があるの?
紙見本帳にある板紙は古紙配合率は60~100%となります。
見本帳の中から一例として、、、
紙へのこだわりが感じられるブラックシリーズ
黒色の紙だけで8種類もあります。
すべて黒色ですが色味が異なり、印刷ではなかなか表現出来ない質感とバリエーションです。
個人的に好きと思ったのがディープカラーシリーズのこちらの2点!
モスグリーン、インディゴブルーどちらも深みある色合いで
この板紙に白1色でもワンポイントで箔押しでもシンプルで素敵なパッケージになると思います。
画像では実際の見え方も分かりづらいと思いますので
見本帳をご覧になりたい方は弊社営業にご連絡くださいませ。
また環境負荷の低いパッケージも積極的にご提案させていただきますので
お気軽にお問い合わせください。
環境, 紙箱・台紙