投稿日 : 2022.01.24
温度によってデザインが変わるシールのご紹介
こんにちは。
寒い日が続きますね。
コロナのオミクロン株が猛威を振るっていますので皆様も体調管理にお気をつけください。
今回は温度で色が変わる特殊なシールのご紹介です。
(前回、飲み頃シールをサンプルとしてご紹介しました。)
温度変化シールって?
特殊なインキを使うことで温度帯によってインキが発色したり消えたりするシールです。
温度によって特定の絵柄や文言を浮かび上がらせたり、消したりすることが可能です。
またカメレオンシールとも呼ばれたりします。
当社がご紹介する温度変化シールは可逆性のシールなので、一度発色しても温度が変われば元に戻ります。
どんな用途で使われている?
飲料関係や食品(ケーキ、フルーツ、生菓子等)で温度管理が必要な商品に使われることもあります。
過去にコカ・コーラのペットボトルラベルでもこちらの技術が使われていたり、
また2020年には宝ホールディングスが日本酒の飲み頃を示すシールを作成し、特許庁にホログラム商標として登録しました。
その他にはお風呂で使える知育玩具や男性用トイレのターゲットシールとしても販売されています。
2パターンの温度帯でサンプルを作りました。
1.11度以下で完全発色、19度以上で完全消色タイプ
こちらは上記で紹介したように飲料関係の飲み頃シールや温度管理シールとして使われることが多いです。
2.24度以下で完全発色、33度以上で完全消色タイプ
化粧品の注意表記では、
【直射日光のあたる場所、高温多湿の場所、温度変化の激しい場所を避け、常温で保管してください】
と表記があることが多いと思います。
(JIS規格では常温は20℃±15℃(5~35℃))
夏場の日中の車内や冬場のヒーターの近くや浴室乾燥機付きのバスルームは温度が上がりやすいので
33度以上で完全発色タイプを使用して温度アラートシールとしていかがでしょうか。
その他、27度以下で完全発色36度以上で完全消色タイプは
お風呂用のシールや男性用トイレのターゲットシールとしても販売されています。
温度変化シールの仕組み
温度変化シールは通常のカラー印刷後にシルクスクリーン印刷をすることで完成します。
シルクスクリーンが発色状態の時、下のデザインが隠れ、
消色状態でカラー印刷のデザインのみ見える状態になります。
デザイナー様、企画の方の案次第で面白いシールができるかもしれません。
少し変わったアテンションシールや温度管理シールにいかがでしょうか。
※耐候性は比較的弱いため、常に直射で光があたる場所でのご使用はご注意ください。
インキの効果が弱まる可能性があります。
サンプルございますので
ご興味ございましたらお気軽にお問い合わせください。
ちょっとしたキャンペーンにいかがでしょうか。
ラベル, 技術解説