投稿日 : 2018.08.27
もっと鮮やかな印刷を!カレイドプラスのご紹介。
1.はじめに
鮮やかな色をしたパッケージは店頭でも目立ちますよね。
当社ではカレイド印刷という印刷技術を得意にしています。
カレイド印刷って何?という方は、過去のブログをご参照ください。
CMYK4色しか使わないのに、鮮やかな印刷ができる手法です。
近年人気でしてカレイド印刷のご指名をいただいてパッケージを作ることも増えてきました。
カレイド印刷を使えば、特色を使わずに鮮やかな印刷ができます!
2.さらなる技術が登場しました。
長年カレイド印刷をやってきましたが、最近、カレイドプラスという印刷技術が開発されたそうです。
「プラス」ですよ。
名前からしてなんだかすごそうです。
早速試してみたのでレポートします。
3.カレイドプラスとはなにか?
今までのカレイドではCMYKの4色のインキを使ってカラーを表現していました。
カレイドインキを使い製版の工夫をすることで、普通のCMYKより、より鮮やかな印刷ができます。
一方、カレイドプラスではオレンジ(O)、グリーン(G)も追加になりました!
6色使うことでカレイド印刷では表現しきれなかった、オレンジ系、グリーン系の色がより鮮やかに!
開発元の東洋インキ様によると「従来比120%の色域表現」だそうです。
120%! すごいじゃないですか。
こちらが印刷してみた結果です。
たしかにオレンジ系、グリーン系が従来のカレイドと比較してみても、だいぶきれいにしあがりました。
4.待てよ?
あれ?よく考えたらカレイドってCMYK4色しか使わないところにメリットがあったのでは?
O、Gを使うのであれば、最初から特色使えばいいのでは・・
・・・気づいてしまいました?
そうなんです。カレイドプラスはいつでもどこでもできる技術ではありませんでした。
それでも、使い方をよく考えれば、非常に効果を発揮できます。
5.カレイドプラスの使い方
カレイドプラスの使い方は2つあるようです。
- 6色中の4色を選択して使う。
6色フルに使うのでなく、絵柄にあわせてCMYO もしくは CMYG の4色で表現します。
これによって低コストで、オレンジ系もしくはグリーン系に特化した鮮やかな印刷ができます。
コスメ関係だとオレンジ系の色彩は結構多いですね。
そういった印刷物にたいへん有効なやり方です。 - あくまで6色フルに使う。
6色機以上を使っている会社なら、フルにCMYKOGで印刷ができます。
当社も7色機を持っているので、CMYKOGの印刷が可能!
たいへん鮮やかな印刷ができます。多色印刷は昔よりいろいろありましたが、カレイドプラスは特殊な製版ソフトが不要!
既存ソフトで対応できますので、多色印刷でもお安く提供できます。
6.最後に
東洋インキ様のHPもご参照ください。
当社で印刷テストしたサンプルも多数用意しております。
ご興味もたれた方は、ぜひ担当営業にお問い合わせください。
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