「PLAラベルの土中分解実験」を写真でみる

【1日目】(2023年3月3日)

少しでも分解が促進されるよう、コンポスト風をめざす。

野菜がよろこぶほどの土、頼もしい。私たちもうっかりよろこぶ。

このように埋めた。写真の記録はないが、埋めた後に水を与えている。

ラベルのひとつは株式会社ブラシーズ様からご提供いただいた生分解樹脂容器に貼付。

この場を借りて感謝申し上げます。

 

※参考:株式会社プラシーズ様のサイト
https://pluseeds.co.jp/biodegradable-plastics-that-return-to-nature/

ほんのり臭うのでシャワーキャップをかぶせる。

見晴らしがよく、毎日ひなたぼっこできて羨ましい。

もしやこれ、理想のバカンスでは。

【13日目】(2023年3月15日)

変化はみとめられず。

【23日目】(2023年3月25日)

土はしっかりと付着しているが、分解が進んでいる気配はない。

丸形ラベルは印刷インキの剥落が見受けられる。

【35日目】(2023年4月6日)

変化なし…。

【69日目】(2023年5月10日)

サイトジャパン初日まで残り1週間。

満足のいく変化が認められないが、そろそろ年貢の納め時…。

初日には本当に野菜が喜びそうに見えた土が、
こんなにも変わり果ててしまった…。

嵩は減り、ぼそぼそとした質感と化した。

これでは野菜はしょんぼりだろう。私たちもしょんぼりだ。
(途中経過で事態を重く見、土を追加し水を再び与えたりもした)

印刷(インキ)の剥落は、以前より広がっている。

が、生分解によるものではなさそう。

容器には白色のモヤのようなものが付着。これは…カビ…?

【結論】

分解実験について、決定的な変化が確認できるほどの結果は得られなかった。掲示した解説にも記したように、PLAは、高温多湿環境(コンポスト)でないと分解が開始されないそう。リサーチが不足していた。

 

また、株式会社プラシーズ様の生分解樹脂容器は、PLAではないため分解の原理が異なる。厚みがあるため目視で確認できないが、理論上は分解が進行しているものと推測される。