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2024.09.19

疑似球体!

 

皆様こんにちは

設計部Iです。

 

本日はとあるyoutubeで拝見した形状について、

 

動画を見て想像するところによって

形状組み上げるのが可能かどうかについて試してみました。

 

私の完全オリジナル考案ではない為、名称を付すのが躊躇われるところでは

ありますが、もし私が名付けるとしたら「疑似球体」とでもするかと思います。

 

それでは、

 

 

展開しますと

 

このようになっています。

 

形状の肝になる部分としましては

全ての面が同寸であることと、上部面、下部面ともに

三角のミシン罫を4箇所配置し面同士の近接を促す箇所かと思います。

 

確か経済学用語で、パレートの法則というものがあり、

全体を100としたとき、重要なことはその内20にとどまるといった

ことを提唱している説であるようですが、私も設計をする際に全体を見回すだけでなく

2割にあたる部分を俯瞰し特に注目するよう心がけています。

今回の疑似球体に関して言えば、肝として上記させていただいたところですね。

 

しかしながら最近では重要部が2割にだけとどまるわけではないといった説もあるため、

そちらを考慮しつつ、「神は細部に宿る」とのことを良く良く肝に銘じるようにも

致しております。

こちらの言葉は近代建築の巨匠ミース・ファン・デル・ローエ氏の

名言だそうです。

 

かなり前ですが、美の巨人たちという番組で

上のファンズワース邸が取り上げられていまして

「なんてモダンでおしゃれな家なんだ」と驚いたのを覚えています。

 

箱の設計では、ある程度形状の縛りはございますので

全てを取り入れるのは難しいところですが、上記のようなインスピレーションや驚きを受け

業務に生かせることができる日を目指しています。

 

皆様、「こんなの出来るかな?」を是非、私ども大光印刷にお声掛けくださいませ。

 

「神」は宿らないかもしれませんが、「紙」に思いを宿らせる準備をして

皆様のご要望をお待ちしております。

 

それでは!