2024.08.23
ワンタッチケースにおける巾と奥行の考察
こんにちは設計のKです。
今年の夏も暑いですね。来週あたりからようやく気温が下がって一服しそうです。
今回はワンタッチケースの正面巾と奥行との関係について考察してみます。
設計していると作業性からワンタッチ希望とされていても現実的でないサイズ感で入稿することがあります。
一般的には正面巾に対して奥行はその1/3以上必要と言われますが箱にして比較したことがないので早速やってみよう~
正面巾150㎜に対して奥行それぞれ1/3(50㎜)、1/4(37.5㎜)、1/5(30㎜)、1/6(25㎜)
のダミーを切り出して糊付けします。
結論から言うと全て箱にはなりましたがさすがに1/6になると折りたたんだ状態から立ち上がりにくいので引っ掛かっただけのようです。底から指で押すと簡単に指が入ってしまいます。
箱体積分の重みがある内容物だと自重で底は平らになりますが複数枚のシート状の内容物みたいな重さの無い物だとロックが掛からないことになってしまいます。
その際はワンタッチを諦めてロック付サイド貼りか三俣キーロックを選択せざるを得ない気がします。
ワンタッチ底は短所もあるので気を付けてくださいね
それではまた!実験コーナーでお会いしましょう~