投稿日 : 2018.12.17
色彩検定UC級を受けてきました。
いつもお世話になりありがとうございます。
社長の中村です。
さて、昨日は、色彩検定UC級をうけてきました。
お客様や当社医薬品チームの社員が受検するというので、ついついつられていってしまいました。
色彩検定はご存知とは思いますが、UC級というのはあまり聞きなれないかと思います。
実は今回から新設されたものです。
UCとは色のユニバーサルデザインのことです。
「色覚の多様性に配慮した、誰もが見やすい色使い」についての検定です。
詳しくはこちらをご参照ください。
先天性で「特定の色の組み合わせが判別しにくい」人が、日本人では男性の20人に1人、女性では500人に1人いるそうです。
ちなみに、なぜ男性が多いかというのはこの試験を勉強すればわかります。
一般にコスメは女性向けなので、あまり色のユニバーサルデザインというのを考慮することがなかったかと思います。
実際、我々も医薬品の箱を作成するときはUCを考慮してデザインすることがありますが、
化粧品ではそういう概念がでてきたことは今までありませんでした。
しかし、実は誰しもが加齢とともに色覚は変化していきます。
なんと白内障は80歳になるとほぼ100%だそうです。
また加齢とともに、水晶体が黄変し青系の光に対する透過率が大きく下がってしまいます。
このように、高齢者の方も使用する化粧品では色のユニバーサルデザインという考えも考慮にいれる必要があると思います。
さて、試験の話です。
試験会場はこちら立教大学でした。
とても雰囲気があっていいですね。
テキストはこちら。
試験はこの内容から出題されるそうなので、何回かじっくりと読んでからいきました。
このテキストは短く内容がよくまとまっているので、試験を受けなくても読んでいるだけでたいへん勉強になります。
問題は暗記というよりは、テキスト読んで理屈を理解すればある程度とけるようになっていました。
合格発表は来年1月末だそうです。
受かったかどうかは会った時にでも聞いてください!
資格